ヒンメリとは
ヒンメリの由来
ヒンメリとは、藁(わら)に糸を通して多面体を構成し、それらを繋ぎ合わせて吊るす、別名「光のモビール」とも呼ばれている北欧フィンランドの伝統的な装飾品です。
起源は中央ヨーロッパからスウェーデンを経由してフィンランドに伝わり、スウェーデン語の天(空)を意味するヒンメル(Himmel)に由来します。
幸運の光のモビール
北欧では長く寒い夜がつづき冬至になるとやっと太陽があがりはじめます。そのお祝いにヒンメリが飾られていました。
ヒンメリは太陽と豊穣のシンボルである麦藁を使っているため幸運のモビールとして北欧諸国ではクリスマスの伝統的な装飾品、また結婚式の幸せのお守りとして愛されてきました。

ヒンメリの魅力
ヒンメリのような幾何学模様に目を惹かれるのは、自然界の中でもハチの巣や雪の結晶や菊の花びらのように数多く存在する「規則的な形や模様」をみると明るい気持ちになったり、心が安らいだりする効果があらわれるからだと言われています。
幾何学模様が織りなされたヒンメリは見ているだけでも美しく窓際に飾れば外からの風で微かにゆれ柔らかな空気をまといます。
また、太陽や照明にあたって映し出される陰影は幻想的で時間を忘れてうっとりと眺めたりと忙しい日常に癒しと明るく優しい空気をもたらせます。

ヒンメリの種類
ヒンメリは幾何学模様かつ立体的なので存在感があります。いくつものヒンメリを組成することで存在感が増し、更に材料によっても趣が変わるので、一言でヒンメリといってもシンプルなものからゴージャスなものまで多種多様です。
伝統的なヒンメリは藁で作られたものですが、ストローやplus kで作られている金属製のパイプ(真鍮・銅)で作られたヒンメリなど大きく3種類に分けられます。
藁で作られたヒンメリはナチュラルで優しい雰囲気になり、ストローのヒンメリは手軽に作れる良さがあります。金属製(真鍮・銅)のパイプではスタイリッシュモダンなヒンメリになります。それぞれの良さがあり用途や好みで材料を変えて作られ、今では世界中でヒンメリは知られるようになりました。

ヒンメリと小物との組み合わせ
ヒンメリは多種多様な形状・サイズを作ることができるので、星形であればクリスマスの装飾品になります。植物との相性もいいので吊り下げタイプのヒンメリにエアープランツを飾ったり、照明を組み合わせることで影を楽しむアイテムになったりと多くの活用法があります。
形状、使い方によってオリジナリティを出すことができるので、お気に入りのヒンメリを見つけて生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

基本的なヒンメリの材料
ヒンメリの材料は、どのようなヒンメリを作りたいのかで材料がことなってきます。
- 伝統的なヒンメリ
藁と糸 - 手軽なヒンメリ
ストローと紐 - plus k(プラスケー)のヒンメリ
金属製のパイプ(真鍮・銅)とテグス
ヒンメリの作り方(基本:正四角錐)
初めてヒンメリを作る方は、左右に油性ペンで異なる色を付けておくと分かりやすいです。今回の説明ではテグスの端を赤色と青色にしています。
説明画像の「●」「●」はパイプから出ているテグスの色を示します。
「←」「→」はパイプに通すテグスの色、向きを示します。

材料
・テグス
・パイプ(今回は真鍮を使用)

作り方
① テグスに3本パイプを通します。

② 左に赤色のテグス、右に青色のテグスになるように持ちます。

③ 一番左のパイプの赤色のテグスが出ている方から青色のテグスを通します。

④ 左右のテグスを引っ張ると三角形ができます。
この時、左右のテグスの長さが同じくらいになるようにしてください。

⑤ 赤色のテグスに2本パイプを通します。

(こんな感じ)

⑥ 赤色のテグスに通した2本目のパイプに青色のテグスを通します。

⑦ 左右のテグスを引っ張ると三角形が2つできます。

⑧ 青色のテグスに2本パイプを通します。

(こんな感じ)

⑨ 青色のテグスに通した2本目のパイプに赤色のテグスを通します。

⑩ 左右のテグスを引っ張ると三角形が3つできます。

⑪ 青色のテグスを左のパイプに一直線に通します。

(こんな感じ)

⑫ 赤色のテグスに残り1本のパイプを通します。

⑬ 最後に通したパイプの赤色のテグスが出ている方から青色のテグスを通します。

(こんな感じ)

⑭ 左右のテグスを引っ張ると正四角錐の完成です。

続けて正四角錐を作ります。
写真のようにひし形(作品名:diamond)のヒンメリの完成です!
制作キットのご案内

制作キットの内容
- 作り方説明書
- パイプ
- テグス(制作用)
吊り下げタイプのみ、制作用とは別のテグス(1m)を付属
動画 ヒンメリの作り方
制作キットは、購入特典として
「ヒンメリの作り方」の動画がついています(準備中)
動画がついているので初めての方でもヒンメリを簡単に制作していただけます。
続きは、キット購入特典へ
ヒンメリはこんな人にオススメ

- 北欧雑貨が好きで人と違うインテリアを楽しみたい方に
- 幾何学模様の不思議、癒しやリラックス、明るく楽しい気持ちへの効果がうまれるのでお家でゆっくり癒されたい方に
- 金属製(plus k制作)のヒンメリは、生花やドライフラワー、エアープランツなどと組み合わせができるのでお花が好きな方へフラワーアレンジメントの贈り物として
- お客様がいらっしゃることが多いお店や職場のインテリアとして置けば話題性にもなります
- ヒンメリは幸運のお守りとも言われているので、お祝いやプレゼントにも喜ばれます
- 結婚式やパーティなど幸運のお守りやワンランク上の装花に使えます
- ヒンメリを取り入れることで他とは違う自分の世界観を作りたい方に
ヒンメリのある素敵な生活
好きなものを取り入れると暮らしが豊かになる
好きなものを生活に取り入れることで暮らしが豊かになってリラックスにも繋がるといわれていますが、私もヒンメリを取り入れたことで暮らしの中に変化がありました。
ヒンメリをベースに雑貨を選ぶように変化
ヒンメリを飾り部屋の雰囲気が変わったことで、それをベースに雑貨を選ぶようになりました。探す楽しさ、選ぶ楽しさ、飾る楽しさができ、ヒンメリを1つ取り入れるだけで楽しみが増えました。
魅せるためのインテリアのために掃除や片付けをするように
そして好きなものをよく見せるためには部屋の掃除、片づけをしなくては折角の好きなものがモノに埋もれてしまいます。今までは子供が小さかったため子供優先のリビングになっていましたが、ヒンメリを中心としたインテリアにすることで部屋がスッキリとして掃除もしやすくなりました。

友人を招いたり自分のためのリラックスできる空間に変化
そのおかげで友人を招いても落ち着ける空間になりました。友人が訪れた時に「わぁ、きれいなお部屋。(ヒンメリを見て)何これ?ステキ!何ていうもの?どこで買えるの?」とヒンメリをみて話が弾むこともあります。
家族が出かけた後、就寝した後などの時間は、自分のための時間としてストレッチをしたり、ゆっくりお茶をしながらリラックスできる空間になりました。
ヒンメリがある生活は私に変化をもたらしたようです。


あしらいのお花は生花でも楽しめますが、ドライフラワーに向いているお花を選べば、お花もヒンメリも同時に経年変化を楽しめます。
お花は生花からドライフラワーへ、金属はアンティークな色合いに変化していきます。
ヒンメリのはじめかた
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作るのは大変。でもヒンメリを購入したいという方はこちら

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